2010-01-01から1年間の記事一覧

大和郡山箱本十三町と夏祭り

京都では、祇園祭の山鉾巡行が行われ、本格的な夏が到来!なのだが、ここ大和郡山市でも夏祭りが開催されている。薬園八幡(やくおんはちまん)神社の夏祭りでのワンショット。ほんとに、これ1枚。創建は天平勝宝元年だが、最初はこの地ではなく、平城京の南…

焼海苔か、味付け海苔か。アホか、バカか。

テレビを見ていたら、「おにぎりに巻く海苔は、焼海苔か味付け海苔か」というのをやっていた。ちなみに私は味付け海苔派。どうしても、家に焼海苔しかなくて、といった時には、なにかソンしたような気分になる。番組では、西日本が味付け海苔、東日本が焼き…

蓮の台に〜喜光寺の蓮

朝から降り続いていた雨が、小やみになったので、思い切って車でGO!してきた。 「行基さんの寺」である喜光寺である。ここ喜光寺は、奈良市菅原町にある行基菩薩によって創建されたお寺。古くは菅原寺と言われていたが、聖武天皇がこのお寺を御参詣された…

京終って、なんと読む?

私ごとですが。大阪の北摂から、ここ奈良へ引っ越してきたのは、今から20何年前のこと。何に驚いたといって、バスの運賃に釣銭のシステムがないことと(阪急バスには、釣銭のシステムがあった)特急電車に乗るのに、特急料金がいることだった。(阪急電車…

勝ち運の寺〜勝尾寺

龍馬であるとか、飛鳥であるとかに、かまけておるように見えるでしょうが、札所めぐりというのも、細々とつづけておりまして。今回は、第23番札所 応頂山勝尾寺でございます。場所はというと、大阪府箕面市にあり観音霊場の中でも、比較的行きやすい所にあ…

春日さん

平城遷都1300年祭に伴なって、奈良関連本がけっこう並んでいます。ま、寺社関連が多いのですが、そんな中、以前から気になっていた本があります。普段、4コママンガは、読まないんですが。奈良のお宿の春日さん (コンペイトウ書房)作者: さえきまな出版…

竜馬がゆく

私がどっぷりと坂本龍馬に、はまったきっかけ。それは、多くの龍馬ファンが通った道であろう。司馬遼太郎著「竜馬がゆく」を読んだからだ。進路を決めねばならぬ頃、いろんな事に悩みがあった。自分の進みたい道、自分の夢、家族の考え、そして現実。そんな…

特別展「龍馬伝」

6月の京都に行ったのは、「みなづき」を買うためではない。コレを見に行ったのだ。↓特別展「龍馬伝」。京都文化博物館で、7月19日までやっている。龍馬との出会いは、今をさることン年前の高校生の時。以来どっぷりとはまり、今年の大河ドラマのために、…

みなづきを食する〜6月は水無月

この時期に京都へ行くと、和菓子屋さんの店先に「みなづき」と書かれているのをよく見かける。別に「6月ですよー」と言っているわけではない。れっきとした和菓子の名前なんである。「みなづき」とは、外郎に大納言小豆をのせた、三角形のお菓子のこと。夏…

2010夏の予定〜今週のお題から

夏休みとかバカンスとかということから縁遠い職場である。人さまがお休みの時が、稼ぎ時。気になるお祭りがあったとしても、土日になんかされちゃうと、それだけで行けなくなっちまう。悲しい(涙)気を取り直して、お題の今年の夏の予定でござる。唯一夏っ…

週末ベランダーの憂鬱〜リンゴの花びらが♪

ちっちゃなちっちゃなベランダなのに、リンゴの木を植えている。理由は、リンゴの花が好きだから。それだけ。 で、植えたからには実がなっていただきたい、と思うのが人情というもの。ところが果実というのは、基本的に自家受粉では実が成りにくくできあがっ…

春過ぎて〜藤原京跡には何がある

春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 持統天皇小倉百人一首の二番目のお歌でござる。百首すべて暗誦できなくなって、早ン十年たったが、この歌と天智天皇の歌だけは今でも言えるぞ。今回は、万葉集バージョンにしてみた。藤原京大極殿付近か…

紫陽花の次は花菖蒲@馬見丘陵公園

県内には色々と花菖蒲の見どころがあるが、今回チョイスしたのはかつての地元である馬見丘陵公園。なんでここにしたかと言えば、土地勘がとってもあるから!というだけ(笑)でなく、ここも立派な史跡の一部だからなのだ。 馬見丘陵一帯は、もともと巣山古墳、…

紫陽花の季節@矢田寺

近所の息抜きスポットである、外濠公園の紫陽花が綺麗に咲いてきたので、同じ大和郡山市内にある紫陽花で有名なお寺である、矢田寺に行ってまいりました。紫陽花も目的ではあるんだけど、主たる目的は重要文化財である本尊地蔵菩薩立像などの特別拝観である…

ビールのラベルも、遷都1300年

今日は、サッカーを見よう!を合言葉に、職場のみんなが協力して仕事をさっさと終了しました。家で、発泡酒片手に観戦です。典型的なにわかファンですので、サッカーのことなんて、なーんにもわかっちゃいません。でも、90分集中して観てました。県政だよ…

奈良みくじ〜鹿

ある日ぶらぶらと歩いていたら、目が会いました。ちがーう(;一_一)あんたじゃないねん。この子↓やねん。 ふむふむ。ういやつじゃのう。家へ一緒に帰ろうぞ!(315円なり)何これ、この赤い紐は(゜o゜)出ていたら、引っ張る。これ常識中から、おみくじが…

はやぶさ2、できるかも?

W杯サッカーの勝利のニュースとともに、日本中が元気になった「はやぶさ」くんの後継が、出来ることになるかもしれないとのニュースがありました。いや、よかった。事業仕分けで、バッサリと切られて残った予算3,000万円。ちょっとちょっと、そりゃない…

おかえり、はやぶさ

超小型探査機「はやぶさ」が、無事に地球に帰って来た。地球を飛び出して、はや7年。その間、いろんなトラブルが発生した。 エンジンが止まる。燃料が漏れる。制御がきかない。行方不明になる・・・。 その都度その都度、はやぶさは解決。そして、燃え尽き…

青いバラの花言葉は?

どうして、バラは青い花を咲かせないのだろう?答えは簡単、バラには青い色素を作りだす能力がないんである。 そうなると人間は、青いバラを咲かせようとする。古来から、青いバラは夢の花であり、不可能の代名詞だったのだ。遺伝子組み換えという技術で、青…

奈良関連の本あれこれ

ちょっと仕事がひと段落したので、というか、もうすぐ新たな難題が襲い掛かってくるので、現実逃避したい!!というわけで、本屋へGO。興味がある記事が載っている時だけ買うんですが。今回は入江泰吉さんのお写真と、北浦定正、関野貞、棚田嘉十郎の話が…

気になる出来事〜今週のお題から

我が家から、薬師寺が見える。東塔と西塔が、見えるといっても、ちっちゃくだけど。 えらそうに書いてますが、ライトアップされるまで気がつかなかった。それからというもの、朝出かけにながめ、夜帰ってくるときに見つめるようになった。それがこの数日、ラ…

甘樫丘

采女の 袖吹きかえす 明日香風 京を遠み いたづらに吹く 志貴皇子持参のブルーベリーベーグルとお茶で、甘樫丘でランチ。明日香風に吹かれながら、なんて、贅沢なんでしょ(笑)畝傍山と、後ろに見えるフタコブラクダのような山が二上山。二上山といえば、悲劇…

朱雀〜キトラと高松塚と薬師寺の関係

キトラ古墳が造られたのは、7世紀初めから8世紀初めだと言われている。骨の一部は見つかっているものの、誰が被葬者かはいまだにわかっていない。日本の古墳には、墓誌を入れる習慣がないからね。 他にも謎は多い。なぜにキトラと呼ばれているのか?なぜ、…

四神降臨〜四神そろい踏みを見るの巻

飛鳥資料館で現在行われている、キトラ古墳の壁画の公開に行ってきました。タイトルはそのものズバリ、と言った感じだけど。四神とは?想像上の動物で、青龍、白虎、朱雀、玄武。それぞれ、東西南北を守る守り神なのだ。展示内容はというと、まず、キトラ古…

甘橿丘にて

畝傍山見ながら、お昼。いい眺めです!

バゲットを焼こう

最近の調理家電は、すばらしい。欲しい時に欲しい分だけ、瞬時にお湯が沸く電気ケトルに、お鍋に具材が入ったままで撹拌できるハンディミキサー。ひとつ持っているんだけど(バーミックス)、ポタージュスープが簡単に出来るし、真夏はヨーグルトとお豆腐と…

平城京はこんなに大きい〜南限は、九条?それとも十条?

お散歩コースの話の続きの前に、ちょっと。平城京の形は、南北4.8km、東西4.3kmの長方形を基本に、東側に外京(興福寺、元興寺のあたり)北西側に北辺坊(西大寺のあたり)と呼ばれる張り出し部を持ち、内部は碁盤の目に区切られていた。この姿は…

平城京はこんなに大きい〜平城京羅城門跡

いつものお散歩コースである、大和郡山城址もいいんだけど。やっぱり遷都1300年なので、平城京にまつわるコースにしてみた。ちょっと省略バージョンです。(本当は九条あたりまで、行かないとあかんのだ)佐保川の土手を歩いていくと・・・。カラスノエ…

せんとくんチョロQ

えー、次は西大寺、大和西大寺。平城遷都1300年祭のメイン会場、平城宮跡へは、近鉄大和西大寺駅をご利用ください。え、何?ふつーの奈良交通のバスじゃん。面白くなーい(-"-)あーっ!!行っちゃった!!待てーー!!色々ポーズがあるはずなんだけど、な…

若冲との出会い

金毘羅さんへ行ったはずなのに、なぜか岡山名物きびだんごをお土産に職場へ。行った理由も、「若冲の絵を見に行くこと」。で、一体伊藤若冲って誰よ!?ということで、少々昼休みに盛り上がりました。そして思い出しておりました、どうして、こんなに若冲が…