発掘調査説明会へ行ってきた。

筒井城址というのが大和郡山市筒井町にございまして、そちらでの発掘調査を大和郡山市教育委員会がされていらっしゃいます。

今回、堀だの石組み井戸などが発見された!!とのことでしたので、行ってまいりました。


筒井町にあるから筒井城、でもありますが、筒井城といえば筒井順慶に代表される筒井氏の居城だったところですね。

で、その筒井氏。元はと言えば、興福寺の衆徒です。ウィキ見ていただければ、そこら辺はちゃーんと書いてある・・・はず。順慶自身も出家しています。



筒井城が文献にあらわれるのが14世紀ごろ。その頃から15世紀ごろにかけて大和の豪族たちと、すったもんだを繰り返しておったようで、我らが筒井氏、どうもその頃こてんぱんにやられて、筒井城から撤退しているようです。


どうやら、このカワラケたちはその時のものではないか、とのことでした。堀を埋めるべく、大量の土が落としこまれている、ということ、年代的にそのコテンパンにやられちゃった時と一致するので、これは「破城」の儀式ではないか?

何をどうしたのか?というのは、文献上には載ってないそうなのですが、おそらく夜じゃないか?カワラケの枚数は誰も数えてくれないけど(数えましょうか??)、千枚は超えるでしょうねー、すごいですよねー、って明るくお話してくださいました。



後から写真を見た、マリポロ師匠からは「宴会っていうセンもあるよ」とのお話を頂戴しましたが、その時は、城を焼き払ってなんかえらく遠いところへ(県内だけど)落ち延びたようなので、そんな余裕はなかったんじゃなかろうか・・・。それとも、負けたんでみんなでやけ酒飲んだ(笑)、とか。


あー!!井戸とその井戸にまつわるちょいとした萌えネタと、井戸から出てきた私的萌えポインツに行きたいところなんですが、慣れないことを書いたんで疲れて参りまりました(笑)


井戸話は、また後日。



それにしても、年表をあらためて見ていますが・・・。

わりと頻繁に、筒井城から撤退してますな・・・。