紫陽花の季節@矢田寺

近所の息抜きスポットである、外濠公園の紫陽花が綺麗に咲いてきたので、同じ大和郡山市内にある紫陽花で有名なお寺である、矢田寺に行ってまいりました。

紫陽花も目的ではあるんだけど、主たる目的は重要文化財である本尊地蔵菩薩立像などの特別拝観である。白虎エリアの平城遷都1300年祭を記念しての拝観のひとつだ。


御本尊の安置されている内陣は、当然のことながら撮影禁止なので、お寺の境内にいらっしゃるお地蔵さんと紫陽花をぱちり。

矢田寺の御本尊であるお地蔵さまは、矢田型といって、右手に錫杖を持たず、親指と人差し指で印を結んでいらっしゃる。仏像の材質としては珍しい、桐材の一木造。平安時代の作で、平安時代に地蔵信仰が盛んになったとき、本尊が十一面観音から地蔵菩薩へと変わったのだとか。

現在は、高野山真言宗別格本山で、正式名称は矢田山金剛山寺なのだが、大海人皇子が戦勝祈願のために矢田山に登られ、即位後、勅願により智通僧正が開基されたお寺だ。その当時より矢田山は霊験あらたかな場所で、戦勝祈願の地でもある・・・、と某旅行会社のガイドさんが叫んでおられた。

ま、そんなことより、あじさい、あじさい。




あじさい園」とあったので、ふふーん♪と鼻歌まじりで足を踏み入れたら、人ひとり通れるくらいのほそーい道に、足元は石畳、おまけに階段状になっているので、茶店で一緒になった(いつの間にか先頭を歩かされた)オバチャンたちは「反バリアフリーよね」・・・、お寺もこれから大変ですな

私の背丈ほどもある紫陽花に、久しぶりに見たカタツムリ(少々グロテスクだったので、写真は断念)。紫陽花には、カタツムリ。でも、紫陽花ってあんなに大きくなるんだね。

約60種、一万株が咲き誇るアジサイの中で、ガクアジサイだけに反応して、せっせとミツを集めているミツバチちゃん。
ごめんね、お仕事中におっかけてまで、撮っちゃって。でも、どんな味がするんだろう?

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