週末ベランダーの憂鬱〜リンゴの花びらが♪
ちっちゃなちっちゃなベランダなのに、リンゴの木を植えている。理由は、リンゴの花が好きだから。それだけ。
で、植えたからには実がなっていただきたい、と思うのが人情というもの。ところが果実というのは、基本的に自家受粉では実が成りにくくできあがっている。つまり、二本以上のリンゴの木が必要になってくるのだ。しかも、どこの世界にも相性というのがある。「この子はいいけど、あの子じゃいやなの」
あのね〜
そんなもん、「端っこが見えないのよ〜」とか「あっちでバーベキュー、こっちはカフェ」とかって言う位広けりゃいいよ。洗濯物を干すか、咲いている花を優先するかで、毎日のようにバトっているようなベランダだ。はじめから無理ってもんです。
それでも、欲深い人間はリンゴが欲しい。熟慮した結果、自家受粉でも実のなりやすい「アルプス乙女」にしたのが、5年前のこと。花はつけど実はならず、悶々とした日々を送っていたのだが、ようやく昨年一つの実を成らせた。
そして、今年。なんと今現在、5つの実が成っている。どうしたことか。そんなに張りきらなくてもいいよ、と思うのだが、内心うれしくてしょうがない。「桃栗三年、柿八年」とは、よくいったもの。待てば海路の日和あり、だ。
でも、最近気になることを思い出した。実がなるというのは、木が種の保存への危機感を持った時になりやすいのだ、ということ。つまり、若い木にはあんまり実がならないのだ。
もしかして、ヤバイ??