ここは、大和一の宮〜大神神社

今日が仕事始めという方が、多いんじゃないでしょうか?わたしゃ、2日よりお仕事だったので、「だーかーらー?」ってな感じですが(笑)、まだ松の内なんで、神社ネタを。

大神神社は、三輪山御神体とし、大物主大神を祀る、日本最古の神社の一つである。

三輪山。古来より現在に至るまで、人々は神がここに宿るということを知っている。


現在は、パワースポット、とやら言うのが、流行しておるようでして・・・。先日も、本屋へ行ったところ、雑誌で「パワースポット」としての「神社」、というのを特集しているのが、多数ありました。もともと、御神体は、三輪さんのように(美輪明宏さんと、ちゃいまっせ)、山であったり、巨石であったり、巨木であったり、滝であったり・・・。「目に見える」ものではなく、「気配を感じる」というものなのですよね〜。って、先日ビートたけしさんの番組で、やってましたけど(笑)

狭井神社のしめ縄。しめ縄には、結界の意味がある。


大神神社の摂社の一つで、荒魂をお祀りする。なんでも、万病に効くというご神水が湧き出る、薬井戸というのが「パワースポット」としてメディアで取り上げられたため、連日多数の参拝客が訪れているのだとか。ジモピーびっくり!!だそう。

三輪明神の鳥居と門松。門松には、歳神さまが宿るという。思わず、ここで記念撮影する人も。巨大。


日本古来の神々を押しのけて、仏教が急速に普及した背景には、神は気配を感じなければならないが、仏教は「目に見える」というのが大きい!と、先の番組で言ってましたね。でも、昨今のパワースポット流行りは、その「気配を感じる」ということなんでしょうから、先祖がえりした、とでも言えるのかな?

大美和の杜より、大和平野。その向こうに、二上山夏至冬至の日には、雄岳と雌岳の間に日が落ちる。この二上山も、神聖な山である。


三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや

〜なつかしい大和の国の三輪山をそのように隠すのか。せめて雲にだけでも、思いやりがあってほしい。振り返り、振り返り見たい山なのに、そのように雲が隠してよいものか。〜