登城せよ!!

世は歴史ブーム。わたしゃ、ゲームとかパチンコをしないのでよくわかってないのだが、戦国ものが流行っているんでしょ?御近所のパチンコ屋さんでは「花の慶次」の宣伝を電光掲示でやっておられるし(あのひげ面は、いったい誰なんだ?)、年若い同僚も「真田幸村が好き!!」というんで、ぜひ「真田太平記」を読むように、と言ったら「うーん、長い!登場人物が多い!!」と、のたもうた。「・・・・」

で、歴史あふれるといえば、奈良←強引。奈良といえば、古墳、寺、だだっぴろい遺跡。誰も、城だなんて答えやせん。

月刊大和路 「ならら」さんの今月号である。

登城?奈良に城??というなかれ。戦国時代もそうだが、中世のお城も含めるとかなりの数があることがわかる。この雑誌の一覧によると、43件。案内板があったり、整備されていたり、とわかりやすくなっているものだけを基準に選んでいるそうで、とりあえず、の数だそうだ。

お恥ずかしながら、そんなにあるとは存じませんでした 汗。冒頭に「奈良は、古墳だけじゃない」とあるが、そのとおり!俄かジモピー(私のことね)は奈良=古代史、城=大阪城と連想する不届き者なんである。認識を改めねば、反省。

当然のことながら、この一覧にあるお城は、ほとんどが山城であり遺構しかない。場合によっちゃ、遺構すらないのもあるんだけど。奈良大学教授の千田先生のインタビューで、興味深いお言葉を発見した。
「何もない場所に立って往時に思いを馳せる・・・。(中略)整備の進んでいない奈良の山城に時代が追いついた、といったら言いすぎでしょうか」

うーむ、妄想力だけは誰にも負けないつもりだが、山城については超がつく初心者である。でもせっかくこの雑誌を買ったんだし、今秋さっそくデビューしたいのだがなぁ。いきなり高取城(日本100名城にも選ばれている)にしようかと思うたが、千田先生曰く「龍王山城」が山城コースの初心者向けなんだそうだ。なにごとも、基礎が大事。そこからだな(笑)

というわけで、以下、私が行ったことのある奈良のお城を二つばかり御紹介。
大和郡山城(地元だ)

信貴山

道のりは、遠い。遠いぞぉ・・・。

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