飛鳥川

明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも〜万葉集

石舞台古墳から、祝戸、飛鳥稲淵宮殿跡を通り、稲淵へ。この川は、飛鳥川
この歌が詠まれた飛鳥川の飛び石は、もうちーっと上流になり申す。

稲淵集落入口にかかる勧請綱である男綱。この先の栢森には、女綱が掛かっている。男綱は男性、女綱は女性の象徴をかたどっており、それぞれ飛鳥川の男淵、女淵に棲む龍神のシンボルといわれている。邪悪なものが村へ侵入するのを防ぎ、五穀豊穣と子孫繁栄を祈るもの。男綱は正月1日に神式で掛け替えをし、女綱は正月11日に仏式で掛け替えを行う(カンジョ掛神事)。

ここまで来ると、人もそんなにおらず(カメラ持った人は、いますよ〜)、のどかな集落になる。万葉集の歌に思いをはせるもよし。古代信仰へ頭を巡らせるもよし。棚田で満足せず、その先へ行ってみよう!(ちょっと歩くのは、大変だけど 汗)

〜明日香川の名前のごとく、明日も渡って行こう。石橋に間隔があるが、私の心に間が空くことは、考えられないことだよ〜

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