実るほど 首を垂れる 稲穂かな＠明日香村
彼岸花。またの名を、曼珠沙華ともいう。お墓や田んぼの畦なんかによく咲いていますな。花言葉は色々あったんだが、なかでも「想うは、あなたひとり」っつーのが、よいねぇ。ちっちゃい頃は、あの赤い色があまりにもあんまりだったし、村の共同墓地で（なにせ両親とも田舎出身なもんで、田舎の墓地といえば真昼間でも怖かったのだ）しか見かけなかったから、正直「きれいだな」と思えるようになったのは、つい最近のこと。
９月のはじめの明日香村、祝戸地区の棚田。まだまだ、稲穂も実ってませんな。
それが、９月も終わりの頃になると・・・。
季節のうつろいっつーのは、早いもんです。トシとるはずです。なにげに、写真のサイズが違うと思いませんか？そうです、彼岸花を見にわざわざ、というのは大げさなれど、まっ、こたびの目的は、彼岸花を明日香村に見に行くというのが目的なわけですよ。なのに、デジカメのバッテリーを充電したまま家に忘れる（！）という失態をおかしておるのだ、実は。まぁ、デジカメといってもいわゆるコンデジで、その一眼レフとかバズーカー砲みたいなレンズを搭載できるやつとかではないんでね、携帯電話とそんなに差はないんだけど、気持ちがね。
橋の上から。周りは本格的なカメラを持った皆さんに囲まれ、携帯電話をかざす、私。うーむ、場違い(笑)こんな気持ちになったのは、お水取りの二月堂を散策していた時以来かな。忘れたのは自分だから、しょうがない。ひたすら、撮りまくる。
稲淵地区の案山子ロードも散策。どうしても人が写りこむので、あまり撮れなかったけど、今年も力作ぞろいで楽しませていただきました。
もうそろそろ、稲刈りしてるかな？また、行ってみたいとおもっちょりますけど。
次は、私のルミックスちゃん、忘れんぞー！！
