柳沢神社

先日、盆梅展を見に行ったんですが、まだちーっと早かったので、今回リベンジ!!
というわけで、お散歩がてらにお城へGO!

ここ2、3日、暖かかったので、こんな感じに。ほのかに梅の香りがして、いい気分(笑)
追手門付近の梅は、まだまだこんな若木だけど、別名梅林門と言われていただけあるんで、白のしだれ梅も植えてあります。もう少し年月がたてば、よりいっそういい感じになるんじゃないかな?


この道が好きなんで、ついついここを通って柳沢文庫から、柳沢神社へ。

極楽橋跡付近。そして、この向こう側に神社が。

祭神は、ドラマ「大奥」で、おなじみ(!?)の柳沢吉保公。

なぜ、吉保公が?

郡山城は、筒井順慶の後、城主がコロコロと変わります。
豊臣秀長増田長盛水野勝成松平忠明、そして吉保の子、柳沢吉里が甲府から入部し、明治までつづきます。
近くには、柳沢家の菩提寺である、永慶寺も甲府から移されてきました。

桜もたくさん植わっていますが、梅もございましたよ。追手門付近より、こちらのほうが満開に近かった。

うーん。なんていい香りなの。

そして、神社の後方(というのか?)には、天守台があります。
さかさ地蔵さまが、いらっしゃるところ。なんと、お地蔵さま、下の方で、逆さまになって天守台をささえていらっしゃいます。

奈良は、良質の石材が乏しいところなので、寺院の礎石やらお地蔵さまやら石仏さまやらが集められ、お城の石垣にしたんだとか。言い伝えでは、羅生門の礎石も使われているということですが、どうなんかな?まぁ羅生門は、地理的にも近いから、ありえるかも・・・・!?

柳澤文庫の近くにも、その城普請の時に持ってこられたであろうといわれる、二面石仏がありますよ。

実物はちっちゃいけど、看板もありますので、ぜひ手をあわせてください。

で、その天守台から見た景色がこちら。

まわりに山がないんで、当時はもっとよく見渡せたであろう。そりゃ、ここから見たら、松永久秀の動きなんぞ、手にとるように分かったに違いない。
郡山城は、乱世の梟雄、松永久秀が頑張っても、落とせなかった城なんである。

現在の天守台付近は、桜がきれいに咲くところでもあります。3月末からのお城祭りの時には、満開の桜の中に埋もれることでしょう。

ぜひ、お越しくださいな。

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