茶臼山古墳
邪馬台国畿内説組が、ますます元気になるニュースが飛び込んできた。
桜井市にある茶臼山古墳で、80余枚の銅鏡の破片が見つかったそうだ。
中には、卑弥呼が魏からもらったとされる、「正始元年」の銘文が入った鏡と同じ型で作ったとみられる破片もあったとか。
三角縁神獣鏡が26面分あり、国内で最大の出土量だそうである。
もともと、石室内が不老長寿の薬と言われた、水銀朱で塗られていることもあり、有力者のお墓なんであろうと言われていたんだが。
今回の銅鏡も、中国産、国内産両方あったとか。
国内産の銅鏡があるというのは、時の権力者であるという証。今回、三角縁神獣鏡が奈良県で初めて見つかったということで、かなり、畿内説組が喜んでおられた。
昨年の、纏向遺跡の時なんかもかなり盛り上がって、桜井市長は、纏向遺跡を卑弥呼ゆかりの史跡公園のようにする!と、構想をぶちあげておられたようだけど。
もうちょっと、待ってもよいんでないかい?
あそこらへん、本気出して掘ったら(今でも本気モードなんだろうけど)、もっと出てくるぞ、いろんなものが!!
今回もかなり盗掘がされていて、ちっこい破片ばっかりだったけど、この破片が鏡のここで、なーんて見ているとワクワクしてきた。
平城遷都1300年祭がイマイチ盛り上がってない中、考古学ファンが盛り上がるネタが出てくるとは。
いや、奈良ってそういうとこが、面白い!てか、奥深いね