第2回薬師寺東塔保存修理現場見学会
第1回目は残念ながらハズレてしまいましたが、2回目は見事リベンジ!応募に当選いたしましたので、13時の部に参加して参りました。
こんなものを被り、
こんな所を登って、降りて。まさしくここは「修理現場」で、そこにお邪魔させていただいている!感満載でした。
まずは、薬師寺のお坊様から、東塔の宗教的な意味合いのお話を、いつもの如くの軽快なトークで聞き、奈良県文化財保存課の方から、「なぜ修理をせねばならないのか」をおうかがいしてから、7階までのスロープを徒歩で上がります。
*心柱はお釈迦様の(今で言う)卒塔婆にあたる。お舎利を敬う心から塔は高くなっていった。敬う心があるからこそ、1本の木で柱をつくっている。
*25cmほど、礎石が地盤沈下している。心柱が腐食し空洞になっていて、一番ひどい所は4cmぐらいしか残っていない。江戸時代に傾斜を緩くしてしまったので、雨水がたまりやすい構造になっている。
この組ものも、東塔の特徴のひとつ。
心柱。
お名前が・・・。
銘文。「なぜ薬師寺を建てたのか」(らしい)
高さは7階に相当するそうで、ここから見える景色も素晴らしい!!
約30分ほどの滞在時間でしたが、とても満足いたしました。
姫路城のように常時現場を公開していないことに、多少の疑問を持っていましたが、あちらこちらで見かけた「三重塔は国宝です」の注意書きが、この修復工事の困難さを物語っているように思えました。
最後に、恒例の、コレ↓で締めたいと思います(笑)
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