えんまもうでに行ってきた

第一級の寒波がやってきている!というのに、白毫寺で本日取り行われた「えんまもうで」に行ってきました。


先の記事で、これを添付するはずだった(笑)オマヌケなショット。

1月16日と7月16日は、えんまさまの縁日。閻魔様。そうです、地獄にあらしゃられて、「嘘をついたら舌を抜かれるよ!」とおどされた、あの閻魔様です。この日にお参りし、無病息災と長寿をお願いするのです。

現在は、宝蔵に閻魔王座像、太山王座像、司名像(記録係ですな)、司録像(生前の行いを読みあげる係・・・、ひぇ〜)の、閻魔一族が安置されていて、そこで御祈祷をしていただけます。宝蔵入口には、これまたお馴染みの「地獄絵図」がおいてありまして・・・。宝蔵自体は現在の建物なのですが、正直いってこの一族だけでも十分迫力あります。なんといっても、この閻魔一族は鎌倉時代作。この時代の仏像は、写実主義なので、迫力だけはどの時代にも負けませんな〜。もちろん、宝蔵なんで、他にも寺宝が安置されてます。


これは、本堂。勢至菩薩さまをお祀りしてあります。

寒風吹きすさぶ中のお参りでしたが、久しぶりでしたので、石仏を拝んだり、高台から(かなり高い位置にある)見下ろす奈良市街を眺めたり(寒いんだ、これが)、ゆったりとした時を過ごすことが出来ました。

いつも、ここに来たらおみやげに迷うんだな。それは、えんまさまのてぬぐい(!)。やはり今回も、落ち着けないような気がして(?)やめました。そういえば、宝蔵にいた時も、なんか落ち着かなかった自分・・・。なぜ〜?なぜなんだろう?