黄金週間ということで
GWですが、いかがお過ごしですか?
私、この間ほとんどがお仕事。が、本日お休みしかもよい天気!ということで、近場も近場、奈良へGO!してみた。
奈良といえば今年は、平城遷都1300年。記念の展覧会でもあるし、なんといっても、平城京は長安を真似て造ったといわれておる。長安からの知識・情報・文物を日本にもたらしたのが、この遣唐使なのだ。ポスターにもなっている奈良薬師寺の聖観音菩薩立像と唐時代の観音立像の2体並んだ展示もさることながら(圧巻)、ボストン美術館にある幻の国宝「吉備大臣入唐絵巻」や「照夜博図」(玄宗皇帝の愛馬を描いた絵画)もあり。27年ぶりの日本公開という「吉備大臣〜」、そういやー27年前に、ここ奈良国立博物館で見たわ私、となぜか懐かしく(?)思う、愚か者一人。それにしても、コレ荒唐無稽なお話だよね。新館〜本館の間のミュージアムショップ近くで、デジタル解説もしてくれる。これがなかなか面白い。最近の国立博物館の展示は、色々趣向が凝らされていて楽しいぞ。
今回は、本館でも関連展示をしていた。遣隋使の時の「日出る処の天子、書を日の没する処の天子に〜」の文言がある「隋書」や、弘法大師と伝教大師の像がならんで展示(二人の違いが如実に出ている)、曼荼羅など新館に比べると仏教についてより詳しい展示になっている。
国立博物館を出て、ぶらぶら。こんなところにも、せんとくんが。
奈良全県あげて、平城遷都ですよ〜。
そういえば、藤の季節だわ、と思いだし、春日大社万葉植物園へ。有名な砂ずりの藤にはちーっと、いやかなり早かったようだが、苑内は早咲きの藤やらその他のお花で、いっぱい。
癒されるねー。もちろん、かなりな人がいらっしゃったが、苑内広いしね、あんまり気にならず。でも、足元注意。写真撮るのに気を取られていると、危ないですぞ。
こういうのを見ると癒される。やっぱり、もみじの緑が好きなんだと再確認した。
久しぶりに阿修羅像に会いに行こうと思ったところ、興福寺で行列が!!昨年の「お堂で見る阿修羅」を思い出す。あの時は、平日にも関わらず2時間並んだんだわ・・・。
さすが阿修羅様、相変わらずすごい人気。「国宝阿修羅像は、こちらです!!」の呼び声に、人がますます並んじゃう。それにしても国宝館、リニューアルしてよかったね。
でもねみなさーん、国宝北円堂では、仏師運慶作の弥勒如来座像他、国宝だらけ(お堂も国宝だ)の春季特別開帳をしています。お堂で見る国宝、いいよー。是非一度見てください。