時事なことをつぶやいてみる〜おじゃこのつぶやき

自民党の代議士、河野太郎氏のブログのタイトルが「ごまめの歯ぎしり」。大物2世議員の彼が「ごまめ」なら、一般庶民の私はいったい何?ということで、時事的なことを書く時は「おじゃこのつぶやき」にしてみました。おじゃこでも大きいか。ミジンコ?オキアミ??あ、プランクトン??


何が言いたいのか、わからなくなってきた。


例えば浜岡原発の運転停止について。
結局は、津波対策をするからそれまで止める、っつーことですよね?なんか「英断だ」とかって持ち上げられてますけど。たしか浜岡原発活断層の真上にあって、直下型地震が来たら大変なことになるから止めて欲しい、というのがそもそもの始まりじゃないんですか??いいの、「英断」で。今までの首相は「言わなかったから」、でも菅ちゃんは「言った」から。


でもさー、それだけでしょ。「国民の安全と健康を守る」って、もっともらしいけど。じゃ、原発あるのは浜岡だけ?他の地域の原発の安全基準はどうなの?どうするの?そこまで言ってこそ、一国の総理大臣じゃないの?


「言わなきゃ、始まらない」
違うと思う。菅さんは、もはや一市民活動家じゃないんですよ、日本を率いるリーダーなんですよ。あんたがしっかりと「今ある原発の安全基準はダメだ。このように見なおす。出来ないとは言わせない。新エネルギーは、このようにする。反対するヤツは出てこい」と言わなきゃあかんのですよ。


でもって、東電の管区内だけかとノンキに思っていた、夏場の電力不足が全国レベルで問題になってまいりました。中部電力から東京電力には融通しない、と。九州電力も、現在定期点検中の原発の再開に地元の協力が得られそうにないから、無理です。で、関西電力にたのんまっせー、と相成った。
関電は「了解!キャプテン!!」と、お返事できる・・・か?


原発の依存度なんと50%越えの関電。現在、美浜、高浜、大飯、それぞれ定期点検中の原子炉があって、それに加え夏場にも定期点検になる原子炉があります。先日、関電の社長が「定期点検から再開できなかったら、電力は不足するよーん」と言っていたなぁ。それに今までも、美浜とか、結構ちょくちょく事故起してるのだ。


津波対策は盤石ですか?地震対策は見なおしましたか?なんらかの事情で主力電源が途切れた時、そのバックアップは何パターンありますか?まさか、とは思いますが、原子炉建屋の真横の電源コードがちょっと足りない電源車、じゃないよねー。海水をひっかぶったんでショートしたとか、データが送られてこないからわかんなーい、とか、ってことはないよね??そして、何もかも打つ手が無くなった時、すぐさま原子炉を廃炉にする、システムと覚悟はありますね?


もう一度。浜岡を止める理由は「国民の安全と健康を守る」ためですよね?
浜岡へ地震が来る確立が、美浜、高浜、大飯へ地震が来る確立より高いだけで、その地域に地震が来ない、というわけじゃなかろう。
関電が融通する電力は、火力、水力、そして福井にあるこれらの原発から来るんですよ。原発を稼働させるのに、他の地域の電力不足をまかなうために、3月11日以前の安全基準に基づいた定期検査をして、チェックして、そして運転するの?


それでいいの?おかしいんとちゃうの??


あれですか、福井は浜岡に比べて、東京から離れているから??東海道上にないから??
とりあえず、関西は最近地震がないから?
だから、行っちゃえ!電力不足は避けないといけないし。・・・てか。


関西の盆地に住むおじゃこは、最近いつも思う。
どうも世間の論理と、自分の思いは、かけ離れているようだ、と。