空いた口がふさがらん

あんまり時事問題について、書くのは好きじゃないんだけど。ものすごい文章になるんで。でも、今回はちょっと。

ということで、興味のない方は、スルーしてください。

尖閣諸島問題で、船長を解放したとか、そういうことではなくて。本日の官房長官の談話ですわ。「中国に習熟すべきだった」って、おっしゃっておられたんですよ。はやい話が、見通しが甘かったって認めておられたんですね。

これって、公の場(定例会見)で言う事ですか??

椅子からずり落ちそうになりました。ってか、ずり落ちたんだけど。御自分の立場とか、影響だとかお考えには、なられなかったんですな。まるで、友達にしゃべるみたいな内容で、しかも。

この問題は、何一つとして、解決してません。この先の石垣島の漁師さんの生活しかり、レアアースをはじめとする資源や食糧などの輸出入の問題、恐ろしいくらいの資源が眠っているというあの地域の主権という大きな問題。そして、「軍事施設を撮影した」という事で、未だ拘束されているフジタの社員さんの事。なのに、総括するようなこの発言なんですよ、総括してますよね?違う??

その前には「中国とのパイプがない」とかって、言ってる人が政府内にいたんですよ。アホかって言いたい。外交で、手の内みせてどないする。かと思えばテレビ番組でね、出ている議員さん同志が責任をなすりあっているんですよ。「あん時は、こーだった」「いや、こん時は、こーだろう」ってね。あのね、拘束されている方たちには、家族もいれば、友達もいるんですよ。こんな事、言ってる場合かよ!って思わんかい。会社だって、いろんな道を探っているはずなんですわ。だって、社員の安全を守らなくっちゃいけないのだ、会社ってとこは。それを、この期に及んで、この人たち(国会議員の皆さん)は、あーだこーだと言い募る。アホらしい、実に。

この人たちの給料は、私たちの税金から出ている。むろん、石垣島の漁師さんも払っておられるし、拘束されているフジタの社員さんも払っている。レアアースの輸出が止められて、どうしよう、と思っていた会社の皆さんも、当然我々も、だ。
政府には国民の生命と安全を守るという、義務がある。国家をどう導くか、という崇高な理念の下、働くために議員になったはずだ。だからこそ、税金で給料を払うことに我々は同意しているんですよ。義務は、権利よりも重いものだし、払われるお金には、意味がある。そう、高額なお給料に見合ったことをしてくれたら、それでいい。実に、実に、簡単で、当たり前のことですよ。で、してます?

本日のお話は、これにて終わり。あまりにも、ずっこけたんで思わず書いちゃいました、失礼。
次回から、またいつもの、ボケーっとした、とりとめのない記事がはじまります。え−っと、彼岸花にするか、萩にするか、はてまたコスモスか。どうしよう。