旅は始まったとこ〜圓教寺編

書写ロープウェー駅より、ロープウェーに乗って約4分で山上駅に到着!ロープウェーにてお空の散歩中、眼下に広がる姫路市内の中に、姫路城を探すお城好きがここに一人。ガイドさんすかさず「姫路城は見えません」なぬ?「瀬戸内海は見えてますよー、かすんでますけどねー」ほほーっ

何事もなく山上駅に着くと、そこからは山道。マイクロバスも出てるけど、そんなに険しいわけではなさそうなので、テクテクと歩くことにした。

途中すれ違う巡礼の方が、当方のお軸を斜めがけにした姿を見て「こんにちわー」と声をかけてくださる。こちらも「こんにちわ!」と挨拶するが、あちらはお鈴を持っていらっしゃるけど、こちらはドコモダケが同行者。ちと、気恥ずかしいナンチャッテ巡礼者でござった。

途中、こんな景色が下界でなまったカラダに喝!をいれてくれる。

やっと山門に着くが、そこにいたガイドさんは、山門を見た観光客のリアクションがかなり気にいらないご様子。来る人来る人に
「ここね、修業の寺なんですよ!だから、華美じゃないんです。上行ったら、すごいですよー。もうね、感動します!!こんなもんじゃないです!!!」

帰り通った時も、おんなじことをおっしゃっておられた。お疲れ様ですm(__)m。でも、そこまで言わなくてもさー。

書写山圓教寺は、天台宗のお寺で「西の比叡山」と称される修業の寺でもある。開基は性空上人で、上人の徳を慕う人々の信仰をあつめた。御本尊は、六臂如意輪観世音菩薩。崖に生えた美しい桜の木に天人が舞い降りて礼拝するのを見た上人が弟子に命じて、根のあるままこの木に如意輪観音像を彫らせたとか。残念ながら焼失したそうですが。桜の木もたくさん植わっていて、きっとその時期は、美しいことだろう。
御本尊を祀る摩尼殿は、懸造りといって、清水の舞台と同じ造りになっている。

下から見たらこんな感じ。

ホンモノは、もっと迫力あったけど。こちらで御本尊様(秘仏)に参拝、お軸と朱印帳に書いていただく。

そして、その先にあるのが
大講堂

食堂

常行堂

どこかで見たことある?そう、映画「ラストサムライ」の撮影されたところだべ。

映画のお陰で観光地のようにとらえられている方もいらっしゃったようだが、修業の寺だけあって他の観音霊場とは違う、ちょっと独特の雰囲気が漂っていたよ。

(そうそう、その比叡山延暦寺といえば、中学の林間学校で行ったことがある。一番の思い出は、比叡山で行ったお寺公認かつ学校主催の肝試し!人生の中で一番怖く、迫力満点の肝試しであった。)

話を圓教寺に戻して、他にも、和泉式部の歌塚や、やはり播州姫路は徳川幕府ゆかりの地だけあって、本多家、榊原家、松平家墓所がござりまして。まぁ、そんなこんなを見てまわったんだが、ここは広いわ!!お参りするというより、最後の方はいただいたウォーキングマップを見ながらのハイキング状態となり申した。

ハイキング終了ってなかんじで、山を下り山上駅に戻る。展望台(煙と一緒で高いとこ好き!)にて、くだんの時刻表をチェックすると、一乗寺行きのバスは姫路駅を1時半に出発する便がある。書写から姫路駅に戻るのが12時くらい。ということで、やっぱり姫路城に途中下車することにした。

予想外の大混雑であった姫路城のネタは、次に。



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