おすすめの本〜今週のお題から

やっぱ、これやねん！

こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫)

帯に「関西の主役はどこだ？」とあります。

えぇ。どこだ？？

恐らく、外の方から見たら違いなんて、まーったくないように見えるでしょうが、違います！もう、おおいに、違う！！

一部を紹介しようと思いましたけど、一部ではちょっと伝わりにくいかな？と。でも、これを読んで、「ケンミンＳＨＯＷ」での、三都出身のタレントさんの絡みを見ると、よりよーくわかると思います。

で、もう１冊。

五郎治殿御始末 (中公文庫)

短編ですが、中でも「西を向く侍」と「柘榴坂の仇討」がお気に入りです。幕末を舞台に、最後の武士たちの身の始末を描いた短編集。

「柘榴坂の仇討」は、桜田門外の変の、井伊側の武士と水戸側の武士の色々な思いが交錯する、途中は胸が苦しくなりますが、最後には「ほっ」とするお話です。

どちらかというと、どちら以上に薩長好きーな私ですが、浅田先生の小説は別もんです。最後の幕臣たちを描いたら、天下一品ですよね←何気に上から目線？？